2008年5月10日土曜日

MSX実機で安全にROMカートリッジを吸い出す

MSXPLAYerで中断してた作業がようやく終わった・・・

え~、ここだけ見ても何やらなので少し説明を。

MSXのROMカートリッジを実機で吸い出す場合、MSXの電源を入れてからカートリッジを挿す、いわゆる後挿しが必要になります。

この後挿しはちょっと危険であるため、下手をするとMSX本体やカートリッジを壊す恐れがある、ということ。

で、安全にできないかなぁ?と考えて、ある工作をしていたわけですが・・・今考えると、相当無駄な労力使ってますっ!(^-^;

とまぁ、本題へ。

まず、MSXはROMカートリッジが挿さっていると強制的にカートリッジ媒体から起動します。

その為、上で書いた後挿しが必要になるわけですが、これを回避すればディスクなどからでも起動できる。

となると、カートリッジを認識する信号だけを先にカットしとけばいいだろうってことになるわけで、カートリッジの信号を調べて試した結果、4番ピンの「SLTSL」信号をカットしておけばディスクなどから起動できる事がわかりました。(既に知ってる人ばかりだと思いますが、かる~く流してください(汗)

PICT3159

カートリッジ正面から見て右から2番目のコネクタです。

KonamiSCC音源を使って遊ぶ人たちもこれで回避してるのかな?よくわかりませんが。

ただ、信号をず~っとカットしておくと吸い出す時に認識しない(する場合もあったけど・・・)ので、電源ON後に接続するために何らかの方法を考える必要があります。

この方法なら本体の電源入れる前にカートリッジを挿しておけるので、少なくてもショートの恐れは無くなり安全って事なのであります。

んで、わかってしまえば方法を考えるだけなのですが、大胆にやるなら本体のカートリッジコネクタに入ってるパターンをカットしてそれぞれにスイッチの足を付ける方法。

これは、スイッチまでの配線を長くしすぎると各信号のタイミングによってオリジナルのゲームの動作に支障が出る「かもしれない」ので今回はパス。

次に、ROMカートリッジの基盤だけ剥き出しにしてスロットへ挿し、4番ピンの所に紙などを挟んでおき、電源投入後なんらかのシステムが立ち上がってから紙を抜く。

PICT3149

・・・1chipMSX向けですね。F1-XDJとか、スロットが奥にあるタイプはチトきつい。

手持ちのカートリッジが少なければこれで十分でしょう。

で、私はどうしたか?というと、とっても苦労してアダプタを作りました(-_-;

PICT3129

お金を使いたくなかったのでファミコンのカセットを流用ww

たまたま桃鉄が2個あったので1個生贄に。

外形はほぼ同じなんですが、コネクタの数がMSXは50本でファミコンは60本、加えて基盤の形状、配線するパターンの位置、コネクタの左右の位置が当然違うので大変でした。

マネる人はいないでしょうが、カードエッジコネクタぐらいは新規手配したほうが楽です。えぇ・・・

PICT3132

配線はとっても楽・・というか、SLTSL以外はストレート結線するだけなので、まずはFCの基盤からチップなど全て取り除いて大きさをMSX本体に刺さるように形を整えます。

PICT3134

チップは使う気が無いからニッパーでブチブチ切ってハンダ吸い取り線できれいにします。

PICT3137

MSXカートリッジの実基盤と合わせて余計な部分はノコギリで切る。

PICT3142

で、余ってた50ピンメスコネクタと直結、SLTSLのみスイッチを挟む。

・・・端折ってますがケースの加工が一番メンドイのよ、これがorz

それが理由で途中やる気無かったわけね(爆

PICT3148

完成した状態。

Nintendo64のゲームシャーク(=プロアクションリプレイ)みたいでしょ?(笑

1chipMSXだけでしか使わないと思って最初はもっと小さくする予定だったんだが、どうせなら汎用で使えた方が便利だろう、それと、書いたようにゲームシャークが頭に浮かんだからこの大きさなのだ。へへ。

PICT3147

合わせたところ。位置あわせは結構真剣にやったのでキレイにできた(^-^)

スイッチは下でoff、上でon。

PICT3146

F1-XDJに挿しても大丈夫。

PICT3156

本来使う予定の1chipMSXではちょっと不恰好(^-^;

ってな感じで、とりあえず無駄にキレイに仕上がりました。

あ、配線のショートには十分気をつけないといけませんので、チェックは何度もやりました。

気になる動作は?ですが、実際数本試しましたが、1本だけ、コナミのテニスだけがなぜか有効でなく、先挿しではゲームが起動してしまいました。

ので、100%ではなかったんですが・・・これは一つ思うところあって、作る前に実験でカートリッジのパターンカットして試したりもしてまして、この時もバグりましたがゲームが起動・・・

同じカートリッジで紙を入れて試した(上のほうの写真参照)ところ、ちゃんとSDカードからブートできました。

つまり、スイッチを付ける位置とかによっては、信号が送られるタイミングでカートリッジが認識してしまう(動作が変わってしまう)のかなぁ?と思わなくもない。

こればかりは専門屋でないとわかんないかな。

ま、実際にはカートリッジがこれから沢山増えることは無いだろうし、このアダプタはこのままで。

分解するのメンドイし、既に手持ちは大半吸い出したからねww

.

ケース加工がメンドイけど、ちょっとハード弄った気になるには最適なおもちゃですよん。

0 件のコメント: