2013年4月21日日曜日

Fix It Felix Jr.(beta版)専用PC(Arcade用)の作り方

一番最初は2月下旬、丁度日本で公開され始めた頃ぐらいか?

シュガーラッシュ内のメインレトロアーケードゲーム「Fix It Felix Jr.(以下FIFJ)」のbeta版なるデータがリークしました。

その後、FIFJのアーケード筐体を作りたい人の間で密かに(?)話題になってます。

日本国内で作りたい人がいるかわからないけど、アーケード筐体作るのに必要なPCのスペックと環境構築(システム部)を書いておきます。

モノがモノだけにアレ(なに?)ですが。

・・・ま、このブログが潰れたらそれまでってことで(笑

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・公式ページのゲームとbeta版の大きな違い

  公式ページ beta版
画面
剥がれた壁 無し 有り
ジャンプボタン 無し 有り
ガラス修理(*1) 2回 1回
レベルカウント 無し 有り

(*1)窓1箇所でガラスが2枚割れてた場合のハンマー使用数

因みにbeta版の操作はキーボードで、

Cボタン-クレジット

1-1プレイヤースタート

2-2プレイヤースタート

シフト&Xボタン-ハンマー

スペース&Zボタン-ジャンプ

カーソルキー-移動

ジャンプボタンは、面が進むと剥がれた壁が落ちてきて画面上にお邪魔キャラとして配置されるんですが、それを横移動で避ける時に使います。

beta版はデフォルトでWindowスクリーンで遊べます。

あ、beta版といってもほぼ完成されたもので、少しプレイしてわかる不具合(?)としては、画面最上部に表示されるHIGH SCOREが15000から変わらないといったことぐらい。

ランキング表示は15000超えても正常に表示されます。

(スコアはセーブされません)

【追記】

Youtubeでコメくれたfrostyfire03530氏が書かれたコチラの情報によると、プログラム内でF5キーを押すとスコアセーブもできるようになっているとのこと。

fifjsave

バイナリ覗くと確かにあるね。

でも、リンク先でも書かれてるようにエラーで強制終了してしまうのね(^-^;

F5押した強制終了時のデバッグ情報--------------------

The thread 0x420 has exited with code 0 (0x0).
The thread 0x880 has exited with code -1073740777 (0xC0000417).
The thread 0x194 has exited with code -1073740777 (0xC0000417).
The thread 0xFC0 has exited with code -1073740777 (0xC0000417).
The thread 0xB10 has exited with code -1073740777 (0xC0000417).
The thread 0xB50 has exited with code -1073740777 (0xC0000417).
The program 'C:\fix_it_felix_jr\FixitFelixJr.exe' has exited with code -1073740777 (0xC0000417).

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・必要なPC本体

CPU-DualCore系CPU(Pentium4-HTを積んだWinXP以降)

メモリー-512MB(256MBでも動くかも)

HDD-10GB以上(実使用容量は4.1GB程度)

モニター-拘るならブラウン管、VGA表示ができればOK

アーケード環境構築後はマウス&CDドライブは要らない

最近(でもない)のDualCoreCPU使ったWin7以降のPCであれば普通に動くはずですが、Celeronとか、P4以下のシングルコアなCPUでは画面処理に遅延が発生します。

PICT8163 ←今回買ったジャンクPCのCPU設定

BIOS設定でHyperThreading設定があればEnabledにする。

グラボは特に関係なく、オンボード(8M程度)で十分です。

ので、専用PCを安く作ることを考えた場合、P4-HT対応CPUを積んだ、元がXP入ってたジャンクPCを探すと良い。

p4ht ←コレが貼ってあれば中身変更されてない限り安心

今なら数百円~2千円程度で購入できます。

HT搭載PCでも、HT付きステッカーじゃない場合もあります。

OS付いてないジャンクPC購入の場合、メーカー既製モノを買うとプロダクトキー貼ってあるからお勧め。

キーが無い場合は・・・工夫して何とかして認証済ませましょう(ぇ?

一応、違うPCで必要ファイルは整えられるので、FIFJ専用PCをネットに繋がなければM$にBANされる心配は無い(爆

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・必要なOS+必要なシステム系ファイル

Windows-XP(HomeでもProでもどちらでも)-SP2以降

最低でもVideo&Soundドライバは適用しておくこと。

XP-SP1のディスクでインストした場合に適用するシステム系ファイルは、

WindowsXP-KB835935-SP2-JPN.exe(SP2一式)

WindowsInstaller-KB893803-v2-x86.exe(.NETインストに必要)

NetFx20SP2_x86.exe(.NET2.0一式)

vcredist_x86.exe(VC++2008のランタイム)

(上記は全てM$公式ページへのリンクです)

上リンクからダウンロードしたファイルはネット繋がずに単体でインストできます。

上記順にインストすればOK。

他にシステム系ファイルとしてDirectX-9c、OpenGLが必要ですが、初期にインストされてるものでOKかと。

もしエラーが出たらどちらかを新規でインストしてみる。

fifjboot5

↑序に、スタートメニュー内のコントロールパネルからWindowsセキュリティセンターを開き、警告方法変更を選び、全てのチェックを外しておく。

あと、必要の無い画面上のアイコンは全て削除しておく。

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・FIFJ-Arcade仕様に必要なファイル

Fix It Felix Jr. beta本体(”Fix It Felix Jr. Leak”でググってね)

Instant Sheller(直リンク)

Bat To Exe-Converter(直リンク)

BATファイル>EXEファイル作成(自分で作成、後述)

Instant Shellerが、Winブート時に指定したexeファイルを自動起動するために必要なツールです。

エミュ専用機制作とか、汎用で使えます。

ってか、元々はMAMEのオートブート用か?

BAT>EXEコンバータは、FIFJをオプション付けて起動するためのBATファイルのコンバート用。

BATファイルは”フルパスで”オプション付けて記述し、作成します。

例えば、CドライブのルートにFixItFelixJrフォルダを作ってFIFJのファイル郡を配置したなら、

FIFJ_BOOT.BAT(ファイル名)---------(内容は下記の一行)---

C:\FixItFelixJr\FixItFelixJr.exe -rotate=90 –fullscreen

----------------------------------------------------------------------

こんな感じで作っておきます。

上の記述例だと、モニターを反時計回りに90度回したフルスクリーン表示で起動することになります。

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・ブート画像&BG画像の作成

Windowsのブート画像やBG画像(壁紙)を自分で作成しておくと愛着沸くかも。

特別必要ではないので、この項は飛ばしても可。

ブートロゴで使える画像は640×480の16色BMPファイルです。

FIFJが縦画面のゲームなので、用意する画像も縦画面用に作っておく。

ブートに使いたい画像を用意して、Padie(Vectorリンク)などで変換すればOKです。

disney16 ←参考画像(元は640×480-16色-bmp)

BG画像は、ロゴが表示された後FIFJが起動する間に壁紙として表示されます。

FIFJ起動後は見ることは無い(電源OFF時に一瞬見えるが)ので、Now Loading・・・な画像を用意するといいかも。

BG画像は、画像サイズ&色数に制限は無いですが、下記で書くInstant Sheller実行時の画面解像度と同じにしておいたほうが良いです。

(因みにFIFJのフルスクリーン時は640×480です)

fifj_bg ←参考画像(元は1024×768-32bit-bmp)

実際にはBMP形式で、ファイル名はBlack.BMPで作成(説明簡略化の為この方法で統一するw)し、後述するInstant Shellerのフォルダへ保存(上書き)する

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・サウンドファイル差し替え

beta版のサウンドファイルはラルフの声などが入っていません。

(公式も入ってないけど)

ので、声も入っていたほうが良いという人は、JrPac氏が作成&公開してくれたサウンドファイル(直リンク)と差し替えておくとよい。

(これ書いてる現在v2で、更新の可能性有り)

因みに、beta版オリジナルのサウンドファイルは8bit1チャンネルに対し、JrPac氏のファイルは16bit2チャンネルです。

あえてオリジナルに合わせるならSoundEngineFreeなどで変換しておく。

【追記】

コチラではFIFJのまとめが書かれており、サウンドファイルも色々あります。

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・FIFJオートブート環境の構築

・Bat To Exe Converterの操作

fifjboot

作成したBATファイルを選択後、左下のCompileボタンを押せばexeファイルの出来上がり。

(作成後はBATファイル削除しても可)

exeファイル実行時のDOS窓の可視or非可視はどちらでも。

exeファイルが作成できたら思い通りに正常にFIFJが起動するか動作確認を忘れずに。

・Instant Shellerの操作

まず注意。

このツールのI am ready Do it!ボタンを押すと、後で普通のWindows起動環境に戻すのがとても面倒です。

心配であればこの時点でHDDのフルバックアップを取っておくこと。

バックアップソフト参考

フリー:EaseUS Todo Backup(窓の杜リンク)

市販:Acronis True Image(メーカーリンク)

よく動作確認をしてからI am ready Do it!ボタンを押すように。

fifjboot2fifjboot3

まずWindowsのオートログインを有効にするために、ユーザーのパスワード入力チェックを外しておきます。

Instant Shellerのフォルダには最初からBlack.BMPファイルが存在しますが、自分で作ったBlack.BMPを使いたい場合は上書きしておくことを忘れずに。

Application To Shell = BAT>EXEで作ったexeファイル選択

Boot Logo = ブート時に使いたい640×480の16色BMPファイル選択

チェックボックスは初期状態(上左画像)のままで

間違い無いのを確認したら、一番下のI am ready Do it!ボタンを押して完了です。

再起動するとオートブートでFIFJが立ち上がります。

参考動画↓

https://www.youtube.com/watch?v=zYMJDMQK6_Y

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・電源OFFについて

起動はオートブートで電源OFFは?ですが、キーボードに電源OFFボタンがあればそのボタン使ってもよいですが、

fifjboot4

電源オプションで設定しておくのが楽です。

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・Instant Sheller設定後のWin操作について

Instant Shellerでオートブート起動設定をすると、後にセーフモード起動してもツールバーなどが見れなくなり、操作できなくなります。

(FIFJ起動後にAlt+F4でも同じでツールーバー見えません)

FIFJのオートブート環境構築後にWindows作業(サウンドファイル差し替えなど)したい場合、簡易的な操作として、

PICT8165← Win起動時にF8押してメニュー表示

セーフモードとコマンドプロンプトを選択。

とすれば、USBポートが有効になった状態でCMD.EXEが起動してコマンド入力できるので、USBデバイスからファイルをコピーできる。

PICT8166

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以上でシステム部は終わりで、あとはハード面だけ作ればFIFJ自作アーケード筐体の出来上がり。

電子工作の部分はキーボードの各キーから信号を乗っ取ってボタン&スティックへ配線するだけ。

木工作業+ステッカー貼りが大変ですが・・・ハードな部分は根気と努力と時間が全てです(笑

CADが使えると便利。

ってことで終わり。

・・・テキストだけで適当に済ますつもりがorz

【追記】

NES版のFix It Felix Jr.のページ←フェイクですw